ダイヤモンドの原石ためのデザイン
宝飾展出展のため裸石のプレゼンテーション用のデザインとコンセプトメイキング
CL: 諏訪貿易 様
●テーマ
夢、情熱、挑戦—自分を信じて高みを目指す精神
いつも心に太陽を、という言葉があります。
あなたにとって太陽とは何のことでしょうか?
太陽は情熱であり、それはすべての人に等しく与えられた神の恵みです。
厚いどんよりとした雲が立ち込めている日も、その向こうには必ず太陽があります。
人が自らを信じて情熱に従って生きることは最高の生き方であり、
そこには必ず道があるのです。
●コンセプト
この17ctのダイヤモンドをみてください。
表面を注意深く観察すると、美しい艶と三角形の模様が見られます。
これこそが大自然が創った世界にたった一つの原石の証です。
大自然は、ある時はエベレストを、そしてある時はこのようなダイヤモンドをも産み出すのです。
そう、大自然は、常に唯一無二のものを創るのです。
そして大自然は、時に美しく、時に荒々しく—さまざまな表情を見せるのです。
※この石の蛍光性(蓄光性?)も、このリングならではの魅力として、
コンセプトに含めて説明できると良いと思います。
このリングは、身につける人の夢、そして情熱が途絶えることなく、
挑戦する心を保ち続けるためのお守りで、
それは、世界最高峰のエベレスト山頂を目指す冒険家たちを応援する心です。
●デザインイメージ
腕の外側に施されたしずく型のフォルムは、山頂に続く一本の坂道。
※ヘアピンカーブのようなイメージです
腕の内側は、大聖堂のアーチ型天井に造り付けられた太陽の光を取り込むための窓のイメージ。
天上界、地上界の両方を一つの包括的な世界観として捉え融合させたデザイン。
●デザイナーコメント
採用されたデザインは、石を見た時の第一印象で浮かんだフォルムをベースにしたものです。
スケッチ上で詰めていく中で、自分の持っているイメージと石の双方を関連づけるカタチを模索し、ディテールに入れ込みました。
最終的に完成したリングは、初期段階に描いていたイメージ通りで、美しさはイメージ以上でした。
製作途中で見せていただいたことで、イメージの共有が出来て良かったです。
石から得たインスピレーションにより、石そのものをより美しく引き立てたデザインに仕上がったと思います。
こちらも参考にされてください。